歯科BLOG

ストレスと口腔トラブル

職場などで急激に仕事が忙しくなったりいたしますと、気づかないうちにパソコンのモニターを眺めながら、歯を食いしばってい経験はございませんか。人間は歯ぎしりや食いしばりなどをすることによって、ストレスを無意識に軽減させているなどとも言われております。
寝ている最中に歯ぎしりがひどい方は、ストレスが原因とも考えられております。時には、毎晩の歯ぎしりによって、歯がボロボロになってしまった方などもいらっしゃるようですが、実際に歯ぎしりや食いしばりなどが見られる方の口内環境バランスは乱れがちで、多くの口腔トラブルを抱えているケースが多いのだそうです。
ストレスなどで必要以上に歯を食いしばったりすることで、歯に必要以上の力が加わってしまい、健康な歯を痛めてしまうことにもあるそうです。歯ぎしりによって強い圧力が歯に加わることで、時には健康な歯が欠けてしまわれる方もいらっしゃるようです。
またストレスを抱えている人は、ドライマウスにもなりやすい傾向があるなどとも言われ、ストレスによって唾液の分泌が低下してしまうのだそうです。
お口の中が乾燥しますと、虫歯や歯周病菌の働きが活発化され、口内環境のバランスが乱れがちになりますので、緊張やストレスでお口の中が乾いてしまう状態が続くようであれば、お顔の筋力をほぐすマッサージを行いながら唾液の分泌を促したり、週末には積極的にストレスを発散するような休息を取るように心がけましょう。ストレスと口内環境の乱れは、密接に影響し合っているのです。